日野原重明氏が105歳でお亡くなりになりました。
 先生は、生活習慣病の命名の元である「習慣病】をいう概念を初めて提唱され予防医学の大切さを広めた方です。オリンピック109で軽く飛び という句を詠まれましたがきっと天国から見てると思います。
よど号ハイジャック事件では、4日日飛行機に留まり死を覚悟したそうです。また、地下鉄サリン事件では聖路加国際病院長として被害者の救援に陣頭指揮を執られました。病院開設時あまりにロビーが広すぎて無駄との指摘がありましたが、先生は緊急時の野戦病院を想定してそのような設計にされたそうです。医師としてだけではなく、ミュージカル葉っぱのフレディの脚本を書いたり、90歳をすぎて命の大切さを学校を通じて講演なさいました。
 私が一番影響を受けたのは、うつむせ健康法です。仰向けに寝るというのは襲ってくださいとアピールするようなもので、無防備の極みで野生生物はまず自然界であり得ません。
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。